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【小ネタ】和製R&BシンガーRIRIを聴く

オタレコ名物企画『MURAKAMIGOとIKKIのパーティ野郎』 vol. 28でムラカミーゴさんがRIRIの『Maybe One Day』を最初に挙げていたのを何気なく聴いてハマった。知らなかったというか、名前は知っていたのだがこの辺を聴き始める前だったのでチェックできていなかった。ファーストメジャーアルバム『RIRI』は今年2018年2月発売とのことで半年ちょっとも前だ。

Works from RIRI

Music Videos

とりあえずYouTubeから何曲か貼るのでまず聴くべき。

RUSH / RIRI

Crush on You / RIRI

That’s My Baby / RIRI

RIRIは系統としてはR&Bの中でもクラブミュージック寄りのビートが多い。クラブミュージックというか、普通にLAでそのあたりのプロデューサーと組んでるからなんだけど、実にいい。Crush on YouのHOOK(Boy you got me Stuck on you辺り)の雰囲気なんかめちゃくちゃ好みですね。これもフルのMV作ってくれないもんかな。

歌詞には英語がかなり多い。かなり多いので英語が苦手な日本人はじめ、この辺を聴きそうな中高生がはまるのかはわからん。ただ個人的には英詩がかなり多いとはいえ、発音は綺麗だし全く意識せずに聴けるなあというのが率直な感想。面白いのはこれだけ英語が綺麗なのに歌詞でカタカナ表記になっているとちゃんと日本語読みで歌っているところで、なんというか、笑ってしまう。
YouTubeのコメント欄とか見ててもモロにそうなんだけど、Ariana Grandeとか好きな人には刺さるんだろうなという予感。

これ聴かせてもヒップホップの人間からは何の感想も出てこないのだが、たとえばこのRushのインストでJInmenusagiがラップしていても実際全く違和感はない。HOOKの鳴りがポストダブステップ路線の非常に綺麗なChillstepで、最近のジメサギが歌いながらかます感じのトラックにこれが使われていても聴けるはず。
それこそRUSHのRemixをSeihoが手がけていてこれがまた素晴らしい出来なんですよ。三浦大知の『Cry & Fight』も同じくSeihoが手がけている楽曲だけど、Seihoだなあという音が鳴っており最高以外の感想がない。シンセにオートメーションで高速のPAN振るの実にかっこいい。
あとはBONNIE PINKとtofubeatsによる宇多田ヒカルのカバー曲『Time will tell』っぽさが若干あるかなと思ったのは、イントロからずっと鳴ってるシンセのけだるそうな音階の揺らぎがそれに近いっていうところだと思う。

英語が綺麗めな並びとしては、歌詞がもう少しポップスに寄るとAISHAだしもう少しヒップホップ寄りになるとJASMINEに近いのかなあ。USのガールズポップ的な雰囲気をMVに感じるけど、それでいうとAISHA『CANDY LOVE』とかもやりたいこととしては近いんだろうと思う。もちろん音作りは全然違うんだけど。AISHAは日本語ラップ界隈だとISH-ONEのNEW MONEYのRemixにHOOKで参加してたのが印象強いけど、ソロだと雰囲気はだいぶ違う。

Maybe One Day

トロピカルハウスは実はあまり得意ではないんだけど(少ない音数で静かめにしつつベースを聴かせる手法としては、俺が苦手だった当初のトラップに近い路線だと思うし、どちらかというとダブステップ的な音使いのFuture Houseの方が好きなのだけど)、これは原曲のままクラブでハウスミュージックとしてかけられる数少ない和モノだなと率直に感じた。まあそれはひとえに、いい意味で邦楽っぽくないからなんだろうけど。

個人的にはRIRIがSXSWでZeddのStayを公式にカバーしたという話を聞いたのが一番衝撃的だった。事実結構いろんなところで取り上げられている。(Japan’s 18 year-old R&B singer RIRI officially covers Zedd’s Mega Hit “Stay”)
確実に間違いないシンガーなのでこれからもチェックしていきたい。


World is… (feat.NNC) / Lunniebeats


大阪のラッパーNNCを客演に迎えた楽曲World is…が各種ストリーミング(Apple Music / Spotify 等)含め公開されています。